お墓の形は、地方や時代、宗旨などによりさまざまな様式がありますが、「和型」と「洋型」、その他の形に大別することができるでしょう。
●和型
現在、最もポピュラーで、伝統的な形のお墓です。台石を二台重ねたサオと呼ばれる四角柱を立てた三段式の型です。サオの上に屋根をつけたり、サオの下に蓮華台をつけた変型もあります。神道型も変型の一つです。
●洋型
近年になり、特に芝地の墓地などに多くみられるようになりました。西洋のお墓をまねたもので、背が低く横に広い型です。前面に傾斜の付いているものがほとんどです。
●その他の形
本来お墓の形は自由なもので、特別なきまりはありません。その他の形としては、伝統的な型をしたものと、自然石を使ったもの、デザインされたものなどがあります。